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トリニクって何の肉?

更新日:2020年5月14日

「トリニクって何の肉」という番組があります。「トリニクは鳥の肉!?」という答えがおかしいことは字を見れば分かることです。「トリニクは鶏肉」であって、鳥…カラスやワシやウグイスの肉はおそらく食べないでしょうし、トリニクとも呼ばないからです。食用の鳥=家禽にはアヒル、七面鳥、ガチョウなどがいますが、不思議に「トリニク」とは呼びません。また野鳥のキジは食用になりますが、それは「キジ肉」です。けっこうこれは文化論的な問題で、トリニクはが肉かどうかという問いは日本語だから成立している問いだからです。鶏肉・魚肉という言葉あります。小学生時代、ソーセージと言えば「シャウエッセン」(商品名でごめんなさい)でなく、表面が紅色のソーセージ(かピンクの魚肉ソーセージ)でした。タコさんウインナーのソーセージです。話は脱線しますが、羊の腸をケースにしたのがウインナー、豚の腸だとフランクフルト、牛の腸だとボローニヤと呼ばれるソーセージになります。デンマーク時代に食べた Fransk Hotdog (さらにちなみに、Hotdogはパンに挟まれるソーセージが「ダックスフント」と呼ばれていたからです。参考:https://www.hot-dog.org/culture/hot-dog-history)の香りと味が思い出されます。元にもどって、英語だったら、肉(獣肉)は ”Flesh / Meat” であり、鶏や魚の可食部はそれぞれ ”Poultry / Fowl ” と “Fish” であり「肉」とは区別されているからです。ただなぜか「果肉」は “Flesh of Fruit” ですね。キリスト教の中心的な教えに「受肉」(incarnation)がありますが、 ”in”+ ”carne”で「肉」に「はいる」というラテン語由来の言葉です。ヨハネ福音書の言葉「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた」(The Word became flesh and made his dwelling among us.)。ここでもイエスの肉体は「肉」”Flesh”と表現されています。トリニクって何の肉と考えながら、この一節を読むとまた別の感慨があります。(画像は EatYouWorld から転載:https://eatyourworld.com/destinations/europe/denmark/photos/fransk_polse)



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