「昭和の日」にちなんで

更新日:2020年4月29日

 明日は国民の祝日「昭和の日」です。GW最初の日ですが、今年は ”Stay [at] Home, Save Lives” ということで、自宅で過ごして欲しいと願います。明治の日、大正の日、平成の日はありませんが、なぜか昭和の日があります。制定の趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」(内閣府HP)とのことですが、ではなぜこの日なのか?…、「昭和生まれ」のおじさんにはまったく当たり前です。かつてこの日は「昭和の時代」、天皇の誕生日だったからです。こんな迂遠な言い方をするのも、「昭和天皇」という呼称は「諡号」(しごう・おくりな)といわれるもので薨去後に定められ、「天皇」は昭和の時代には「昭和天皇」でないからです。同様に「平成天皇」も存在しないことになります。たんに今の「上皇」です。ちなみに今の天皇は「今上」(きんじょう)と呼ばれるべきで、「令和天皇」というのは極めて失礼な呼び方です。ながながと書いてきましたが、やっぱり誕生日は大事なのだと言いたかっただけです。

 今年は4月12日が「復活祭」だという話はすでに紹介しています。キリスト教には三つの大きな祝日がありますが、いずれも「誕生日」と呼ばれるにふわさしい日です。「クリスマス」(降誕日)はもちろん「イエス」の誕生日、人の子、つまり人間として神の子が生まれた日です。そして「イースター」(復活日)ですが、その日、人として死んだイエスが復活し、弟子たちは、イエスが「キリスト」であることをありありと体験しました。「キリスト」の誕生の日です。そして「キリスト」を信奉する弟子たちは、「ペンテコステ」(聖霊降臨日)にイエス=キリストが約束していた「聖霊/神の息吹」をうけ、エルサレムからはじめて全世界に活動をひろげていきます。「キリスト教会」が誕生した瞬間です。「イエスの誕生日」、「キリストの誕生日」、「教会の誕生日」。何かが生まれることほど不思議なことはないのだと思います。


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